タイガーパイル工法とは・・・
柱状改良体中に鋼管を芯材とする二つの材料を使った「ハイブリッド工法」です。そのため、柱状改良体の最大で4倍の支持力を実現し、超軟弱地盤に対応します。
施工中写真
完工写真
最適な敷地
- 軟弱な地盤が深層部まで連続している場合。
- 施工現場または施工搬入路が狭小の場合。
- 腐植士、有機質士がある地域の場合。
タイガーパイル工法 施工手順
- コラム芯セット、及びロッドの鉛直確認を行う。
- セメントミルクを吐出し正回転で掘進・混合攪拌する。
- 深度計により、設計深度まで到達したことを確認する。
- 1.5D (0.6m)分の先端練返しを行う。(引上時は逆回転)
- 逆回転にて引き上げ工程に入る。
- 羽根切り回数をチェックしながら引き上げていく。
- ソイルセメントコラムの打設完了。
- ソイルセメントコラムの中心に段付鋼管を建て込む。
- 継管がある場合は、下管を適切な位置で止め、上管を建てこむ。
- 下管と上管との継ぎ手は、スリーブ継手、溶接継手にて行う。
- 鋼管の天端を所定の深度まで挿人する。
- 鋼管レベルに合わせてコラム頭部を修正する
工法種別 比較事項 |
鋼管杭 | 柱状改良 | TP工法 | 備考 |
---|---|---|---|---|
コスト | △ | 〇 | △ | タイガーパイル工法は鋼管材とソイルセメントの2種類を採用している為、 コストがかかる |
工期 | 〇 | △ | 〇 | セメントエ法でもある為、 柱状ほどではないが、養生期間が必要となる |
施工品質 | 〇 | △ | 〇 | 超軟弱地盤でも対応が可能で、 腐植土・有機質土でも安定した施工が可能 |
ECO | 〇 | △ | △ | 柱状改良と同じくセメントエ法の為、撤去費が掛かる |
残土 | 〇 | △ | △ | タイガーパイルエ法は残土が発生しますが、柱状改良よりもl/3~1/4程度の残土発生に抑える事ができる |
性能証明 | △ | △ | 〇 | タイガーパイルエ法はGBRC性能証明第06-12号改4を取得し、 どの地盤保証会社でも採用可能 |