鋼管杭工事とは・・・
支持層が深く、柱状改良では施工が出来ない場合に選定されます。また、セメント系固化材を使用しない事と施工機械も少なく、住宅密集地には向いています。堅固な支持層まで杭を打ちますので、しっかりと確実に建物を支えます!
施工中写真
完工写真
最適な敷地
- 支持層が深く、軟弱な地盤が連続している場合。
- 腐植士が存在する可能性がある場合。
- セメント系固化材を使用しての施工に抵抗のあるお施主様の場合。
- 近隣宅地が密集し、セメント系工事での粉塵トラブルを避けたい場合。
鋼管杭工事 施工手順
- 杭を吊り込み、重機にセットする。
- コラム中心位置を出し、その位置に杭の中心がくるように機械をセットする。 回転しながら圧をかけ、杭を打設する。
- 杭の継ぎ足しがある場合、2本目(継杭)をセットする。
- 1本目と2本目の溶接を行う。
- 継杭を1本目同様に打設する。
- 杭頭の高さにあわせて切断し、杭頭処理を行う。
工法種別 比較事項 |
表層改良 | 柱状改良 | 鋼管杭 | 備考 |
---|---|---|---|---|
コスト | 〇 | 〇 | △ | 柱状改良と比べて、 鋼管杭は材料費が高い |
工期 | △ | △ | △ | セメント系固化剤を使用するため、養生期間が必要となる |
施工品質 | △ | △ | △ | 柱状改良における腐食土等による固化不良問題が鋼管杭では無い為、 安定した施工が可能 |
ECO | △ | △ | △ | セメント系工事と違い六価クロム問題が発生せず、杭の完全撤去も可能な為、 土地の資産価値を守る 事が可能 |
残土 | △ | △ | △ | 鋼管杭では残土発生が無い為、 施工後の現場も綺麗な状態を維持できる |